債権回収を弁護士に依頼するメリット

債権回収でお困りの際は、弁護士に相談することをおすすめします。債権回収を弁護士に相談するメリットとして、以下の点が挙げられます。

・債務者側との交渉が有利になる
・個々のケースに応じた適切な回収方法を選択できる
・訴訟（裁判）・強制執行を見据えた戦略を立てることができる
・精神的負担を軽減することができる

■債務者側との交渉が有利になる
債権者自身で債務者と交渉するよりも、弁護士が代理人につくことで交渉が有利になります。弁護士が介入することで、「請求に応じなければ、裁判や強制執行などの法的手段が取られてしまう」という心理的プレッシャーを債務者に掛けることができます。そのため、弁護士から催促・督促を受けた経験に乏しい債務者だと、弁護士名義の内容証明郵便を受け取った段階で弁済に応じるケースが少なくありません。

また、債務者に弁護士がついた場合でも、債務者側の弁護士と交渉することで合理的な支払プランを設定することができ、裁判を行わない債権回収が期待できます。

■個々のケースに応じた適切な回収方法を選択できる
債権の回収方法には、例えば、交渉による方法や支払督促による方法、民事調停による方法、訴訟による方法などさまざまな種類があります。どのような方法で債権回収を行っていくかは、個々の事情を考慮して適宜判断していく必要がありますが、債権の回収に精通していなければ非常に困難です。特に債務者が経営破綻しそうな段階では、時間との勝負になります。

債権回収に強い弁護士に相談すれば、状況に応じた適切な手続きを選択することができ、円滑な回収が可能です。

■訴訟（裁判）・強制執行を見据えた戦略を立てることができる
債権回収の理想は債務者側と交渉を行い、支払プラン通りに債権を回収することです。しかし、交渉が決裂した場合や相手が一歩も譲らない姿勢を見せる場合は、訴訟や強制執行も検討しなければなりません。弁護士に依頼すれば、交渉の段階からこの点を踏まえた戦略プランを立てることができます。交渉と並行して、強制執行の対象となる財産の調査等の手続きをスムーズに進められます。

また、訴訟で勝訴を勝ち取るためには、民法や民事訴訟法をはじめとした高度な専門知識や豊富な経験が求められ、弁護士でなければ訴訟手続きを進めることさえ非常に難しいでしょう。加えて、仮に勝訴を勝ち取ることができても強制執行手続きを行わなければ、強制力を持った債権回収ができません。この強制執行手続きも煩雑なもので、債権者本人が行えば闇雲に時間と労力がかかります。弁護士に依頼すれば、これらの複雑な手続きを適切に遂行してくれます。

■精神的負担を軽減することができる
債権回収は、金銭をめぐるセンシティブな問題であるため、債権回収を機に債務者との関係が険悪化することがあります。険悪化した関係で交渉を続けていくのは精神的負担が大きく、できれば相手方と接触したくないと考えたくなるでしょう。弁護士に依頼すれば交渉から回収完了まで基本的に相手方と接触することがないため、精神的な負担を減らすことができます。

弁護士倉田勲(千葉第一法律事務所所属)は、千葉市、市川市、船橋市、習志野市を中心に、千葉県、東京都、神奈川県の債権回収に関するご相談を承ります。
当職は、依頼者様が抱えるさまざまなお悩みを拝聴し、最良な解決策をご提案いたします。事前にご予約頂ければ、時間外・休日も対応可能で、ZOOM・WEB相談にも対応しております。
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